【連載】れいコラム No.33 「向こう見ず」 #今年の総括 #日本共産党

私は昨年(2022年)まで、ある企業の情報システム部門にいました。ちょうど業務の節目で、何か新しい事がしたい…と感じていた時、「候補者になってみない?」と声が掛かったので、やらせて頂きました。今思えば、議員の事も選挙の事も「知らなかった」からできた、向こう見ずな決断でした。
今は候補者活動から離れ、党さいたま地区の機関紙部で働いています。営業事務と赤旗の卸業務と経理を合わせたような、色々やる仕事です。

業務の傍ら「学習」の時間があり、党の歴史と日本の現代史を学んでいます。学校教育を普通に受けてきたのに、知らない事ばかりです。
国民が歴史を知らない…これが諸問題の根源だと思います。そして、党が持つ膨大な知識と経験と繋がりを、このまま朽ち果てさせてはいけない…と思います。
党の中にいるからこそできる事があるはずだ。その思いで、来年も党の中で自分にできる事を探します。

れいコラム No.33 「向こう見ず」 #今年の総括 #日本共産党

【連載】れいコラム No.32 夫の転職 #優良企業とは

私の夫はシステムの仕事をしていますが、今月転職しました。
社会人生活25年で色々な職場を経験する中、長時間労働、パワハラ的な人間関係、引継ぎも教育もないまま任される仕事、といった辛い事もありました。
不安も抱えて新会社でスタートしましたが、その不安はよい意味で「裏切られ」ました。

色々な事がうれしい、と夫はいいます。
入社時の事務手続きがわかりやすくまとまっていて、丁寧な「記入例」までついている事。
初出社の日、部署の人達が一緒に昼食に行ってくれた事。
勤怠管理がきちんとしていて、残業は多くない事。
そして何より「内製」といって、システムを外注に投げず、自社で人を抱えて開発、運用している事…。

「内製」のよさは、目先の効率や完成度ではなく、試行錯誤で経験値を積んだ「人材」が育つ点にあると思います。
新会社の「人を大切にしてくれる」感じに、感動してしまう夫と私です。

夫の転職 #優良企業とは

【連載】れいコラム No.31 生協の取り組み #安全なものを食べたい

我が家では、日々の買い物に「生活クラブ」生協の宅配を併用しています。
5年前、初めて順番が来て役員をやりました。その年なぜか引き継ぎがほぼなく、目隠し&手探り状態でした。他地区の役員や職員の方々に教えて頂きつつ、2年間やりました。
最初こそ「しまった!面倒な事を引き受けた…」と思いましたが、それまで「仕事」といえば会社の仕事しか知らなかった私にとって、思いがけない貴重な経験になりました。

この生協の取り組みは、「鶏卵」に端的に表れていると思います。価格は一般的な卵の2倍近いですが、親鶏の輸入が一般的な中、国内で生み育てた鶏を、遺伝子組み換えや残留農薬を避けた餌で、大切に育てて採る卵です。「安全なものを食べたい」という市民の願いの実践だと思います。

今、物価が本当に異常に上がっていて、我が家の収入は逆に下がっていて、100円、200円を切り詰めています。これまで私なりの思いで続けてきたこの生協を、今後も何とか続けたいですが…。

生協の取り組み #安全なものを食べたい

【連載】れいコラム No.30 『#人権週間』だったのか…!

「ご存じですか? 12月3日から10日まで『人権週間』です」 先日子どもがもらってきた「学校だより」に、そんな校長先生のコラムが載っていました。
調べてみると 「人権週間」 とは、1948年に国連で 「世界人権宣言」 が採択された事を記念して、その翌年から国内で定められた 「人権に関する啓発期間」 の事でした。48歳にして初めて知りました。

「人権」 という、あらゆる権利の根本にあると言ってもいい重要な概念が、日本では十分 「啓発」 されていないように思います。そして、今私達の周りで立て続けに起きている様々な異常は、「人権がまともに守られていない」 という事に集約されるように思います。

校長先生のコラムには、「わが校では、低学年は 『差別に気づく』、中学年は 『差別をしない』、高学年は 『差別を許さない』 を重点として取り組んでいます」 とありました。
「人権意識」 は、人権問題だと 「気づく」 事から始まり、育てていくものなのだ…と気づかされました。

#人権週間』だったのか…!

【連載】れいコラム No.29 それは疲れるよね… #昼休み

私の子どもは今、小5と小2ですが、2人とも 「疲れた」 「勉強が嫌い」 「学校を休みたい」 と、よく言います。
遊びざかりの年頃で、友達もいて、授業がわからないわけでもなさそうなのに、なぜ休みたがるのだろう…と、不思議に思っていました。

そんなある日、子ども達の時間割を見ていて、「昼休み」が全くない日が週2日ある事に気づきました。
給食後、簡単にゴミ拾いをしてすぐ5時間目。残り3日も掃除後の15分だけが昼休み。そして放課後は急かされて下校。
私の小学生時代は、確か昼休みは午前中の20分休みより長く、掃除は放課後にして、帰りに図書室に寄ったりする事もできたのに…。

教員経験者の方に聞いた所、今は先生方が多忙で、研修時間確保のため子どもを早く帰さざるを得ないとの事でした。
先生方の厳しい働き方と、それが子どもにもそのまま反映している問題を、改めて見た思いです。

れいコラムNo.29 それは疲れるよね… #昼休み #放課後