【連載】れいコラム No.5 息子の「#ソーラン節」で思う事…

小5の息子が今、学校で毎日「ソーラン節」の練習をしています。もうすぐ運動会で、通う小学校では毎年5年生はソーラン節、と決められているためです。

踊り自体はかっこよく、保護者の評判もよいです。でも息子からは「だるい」「うざい」「はだしで踊らされて痛い」などの声が毎日こぼれてきます。全員一律でやらせるのは、やめてくれないかな…と秘かに思ったりします。

運動会に限らず、学校には今 「選択の余地なく、一律に」があふれているように思います。例えば毎日の宿題は、子どもの個性や理解度に関わらず、全員一律の内容と量が出され、すべてこなすよう求められます。

大人でも子どもでも 「人から何かを強いられる」 という事は、基本的に苦痛な事だと思います。その苦痛がずっと続いてしまうと、やがて色々な問題となって現れてくるのではないか…と思います。

もちろん、子どもの性格は様々で、苦痛に感じる度合いも様々だと思いますが。
私自身は 「やれっていうなら、とりあえず、やってみようかな?」 と、良くも悪くも素直に、受け入れるタイプでした。娘は 「いやだけど、さっさと片づけちゃお。」 と、ある程度割り切るタイプ。息子や夫は 「なぜ、そんなことをしなければならないのか?」 と、違和感を強く感じるタイプです。

選択の余地がない、という事自体に、大きなプレッシャーを感じるタイプの子も、きっといると思います。
一見うまく受け流したり、こなしているように見える子も、心の中にはたくさん不満を抱えているのかもしれません。

地域の中で、身近な子ども達に寄り添い、私ができる事を探しながら、少しでも支えていきたい…と思っています。

【連載】れいコラム No.4 常に”特盛り”

選挙も終わり改めて自分を見つめてみれば、相当背伸びして、色々な事を引き換えにしていた事に気づきました。新しい仕事も始まり、まずは家の事と体調をきちんと整えようと思い至りました。

引き換えのトップ3は ①掃除・片付け ②家族の食事 ③入浴・睡眠 でした。2人の小学生の親として、ハウスキーパーとして、私の仕事は常に”特盛り”。ある意味ありがたい事ですが、帰宅した瞬間にスイッチを切り替えてこなす事が、どうしてもできない自分がいました。

もう少し分担もしたい所ですが、夫は通常0時過ぎの終業。両親は近所には住んでおらず。これ以上は…という感じです。「脱長時間労働」「ジェンダー平等」の、正に当事者です。

落ち着くまでしばらく朝の駅頭宣伝参加は見合わせますが、もちろん今後も、私は当事者として行動・発信していきます✨

【連載】れいコラム No.3 ある若手技術者の死

5月8日付け赤旗に1人の若手技術者の話が載っていました。東芝グループの社員でシステムエンジニア(SE)をされていたその方は2019年11月、自ら命を絶ちました。

新卒5年目、未経験の分野の開発責任者に据えられ、プロジェクトが迷走する中、心身ともに追い込まれての事でした。背景には東芝の経営危機、凄まじいリストラ、それを主導して大もうけした海外投資家達と、現場の深刻な疲弊がありました。

私も長年SEとして働き同じ風景を見てきました。人を育むゆとりのない現場。責任感ある人々が絞り出すように無理をして疲弊していく現場。「今だけ、金だけ、自分だけ」もうかればいいとの考え方で人や企業を食い潰す投資家…。野放しにしてきた自公政治の責任は大きいと思います。

東芝は今、海外投資家との決別・出直しのため「株式非公開化」を調整中との事で、結果に注目しています。

【連載】れいコラム No.2 「さいたまこども選挙」結果発表「当選」

先日の県議選に「投票」してくれた子ども達がいました!
市民主催の「さいたまこども選挙」に参加した32人の子ども達です。
本当の県議選と同じ日に投票が行われ、後半戦が終わった後の4/25に結果が公表されました。

結果は、自民田村さん4票。立民武田さん14票。関谷れいこ14票。私 「当選」でした♪
事前のアンケートに全力で回答しました。原発の事。子どもへの予算が圧倒的に足りない事。子どもの幸せのためには子どもを取り巻く大人達の幸せが欠かせない事…。
わかりやすさにもこだわり「全員、私に入れるに違いない!」位の思い入れを持っていました。

「当選」したものの決して「ダントツ」ではなかった事、このズレをゼロにする努力が必要だと実感しました。
こども選挙主催者の1人、北浦さんのお話に感銘を受けました。「政治家に任せきりではなく、市民がやる。自分がやる。政治が変わるのは最後かもしれないと思っています。」
私も続きたいと思います。

さいたまこども選挙