【連載】れいコラム No.37 担い手探し

先日、利用している宅配生協で役員公募があったので、手を上げてみました。
役員は2度目で4年ぶりですが、この4年で新たに2地区が、役員のなり手がなく活動休止に陥った事を知りました。
コロナ禍の影響はあると思いますが、それ以前から「活動の意義がわからない」「活動の負担が大きい」という声が多くありました。

この生協に限らず、自治会やPTAなど様々な団体が今、新たな担い手探しに苦労しています。
私は、その一因に「従来のやり方が今の時代に合わない」問題があると思います。
例えば、頻繁に招集される。活動が効率的でない。毎回膨大な資料を配られる…。

安心・安全に暮らしたい。だから自ら動く。その思いが各種活動の原点であり、今も昔も変わらないはずです。
新しい人が「これなら私もできる」と思えるやり方に大胆に変えてこそ、先人が積み上げたものを受け継げると思うのです。
一所懸命、考えて提案していけたらと思っています。

れいコラム No.37 担い手探し

【連載】れいコラム No.31 生協の取り組み #安全なものを食べたい

我が家では、日々の買い物に「生活クラブ」生協の宅配を併用しています。
5年前、初めて順番が来て役員をやりました。その年なぜか引き継ぎがほぼなく、目隠し&手探り状態でした。他地区の役員や職員の方々に教えて頂きつつ、2年間やりました。
最初こそ「しまった!面倒な事を引き受けた…」と思いましたが、それまで「仕事」といえば会社の仕事しか知らなかった私にとって、思いがけない貴重な経験になりました。

この生協の取り組みは、「鶏卵」に端的に表れていると思います。価格は一般的な卵の2倍近いですが、親鶏の輸入が一般的な中、国内で生み育てた鶏を、遺伝子組み換えや残留農薬を避けた餌で、大切に育てて採る卵です。「安全なものを食べたい」という市民の願いの実践だと思います。

今、物価が本当に異常に上がっていて、我が家の収入は逆に下がっていて、100円、200円を切り詰めています。これまで私なりの思いで続けてきたこの生協を、今後も何とか続けたいですが…。

生協の取り組み #安全なものを食べたい