今の職場(党さいたま地区委員会)には週1回、先輩勤務員が講師となっていろいろ教えてくれる「学習」の時間があります。
先週の学習テーマは「ジェンダー」でした。「男のくせに云々」などは無自覚なジェンダー差別の例で「ハラスメント」にあたるのではないか、という話から、次はハラスメントをテーマにしようという事になりました。
26年前私が新卒入社した会社では、半年ほどかけてビジネスマナーとプログラミングの基礎を教えてくれました。
しかしその後、日本全体で「育てない、待たない、今すぐ成果を」という風潮が年々強まり、「教えてもらいたい」という普通の願いが「他力本願」と責められる雰囲気さえ生まれてきました。
だから今、職場に学習の時間があり、先輩がテーマを与えてくれ、素朴な疑問を質問でき、答えてもらえ、一緒に考える仲間がいる事が、本当にうれしいです。