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【連載】れいコラム No.15 #原爆と人間展

8月1日から6日まで大宮図書館で行われた「原爆と人間展」に、子どもと一緒に行ってきました。学生時代に広島平和記念資料館に行って以来の事でした。

被爆者が描いた「原爆の絵」、写真、出征する兵士に近隣の人々が持たせたという「日の丸の寄せ書き」や「千人針」の実物などの展示がありました。
原爆の絵が伝えてくるものは、とても言葉にはできないものでした。日の丸の寄せ書きや千人針からは、人間1人が戦場に赴くという事がどれだけの事なのかが伝わってきました。
子ども2人も真剣に見ていました。特に小5の上の子は熱心にパネルを読んでいました。

政治の使命は戦争を起こさせない事。学校教育が最優先すべき事は、戦争と原爆の体験を伝える事…。この展示を見てそう思いました。
言葉だけで伝えきれるものではないと思うので、戦争や原爆の「体験」に触れる、このような機会が重要だと思います。

私の子どもは小5と小2ですが、戦争の事や原爆の事を学校で習っているか聞くと、全く習わないといいます。
自分の国の歴史を知って考えるのに早すぎるという事はない筈です。その年齢なりの感じ方をして、色々な議論を経験する事が大切だと思うのに、考える機会すら与えられていないとは…。
教育に深刻な問題があると思います。

投稿者:

関谷れいこ

関谷れいこ

日本共産党(JCP)。1975年生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身。県立湘南高校 → 明治学院大学心理学科卒。2022年9月まで民間企業でSE業務に従事、小学生2人の子育て中。出馬経験1回。(2023年埼玉県議選、さいたま市見沼区)

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