【連載】れいコラム No.36 能登半島の被災地 #令和6年度能登半島地震

能登半島地震が起きてから、このコラムを書いている今日で20日目です。被災地の方々の状況が、テレビや新聞、SNSなどで伝わってきます。断水が続いている。体育館の床に雑魚寝している。避難所のトイレが汚物であふれ、周囲に悪臭がたちこめている…。

災害が起きた時、政府がまずやるべき事は「被害の全容を把握し、可視化する事」、そして「復旧までの見通しを示す事」ではないでしょうか。被災した志賀原発の件も含めてです。しかし、それらの事が未だになされていないように思います。そしてテレビや新聞も、被災地の様子は伝えても、政府の異様なリーダーシップの欠如は「あえてスルー」しているように見えます。

政治が腐った国に生きるとはこういう事なのか…、被災地で苦しむ方々は明日の自分の姿だ…と思います。泥の中を這うようにしてこの政治を変えていかなければいけない、と改めて思います。