以前、企業の「内部統制」に関わった事がありました。内部統制とは、企業の不正防止(粉飾決算など)のために定められたアメリカ発祥の制度で、責任者による承認を厳しくし、記録を徹底させる、というものです。
私は情報システム部として、社内で使われているさまざまなシステムの内部統制を促す役割でした。
この時戸惑ったのは、多くのシステムで「責任者」がはっきりしない、という事でした。
所轄部署の責任者が詳細を知らない。組織上の責任者とは異なる「詳しい人」が現場にいて切り回している。
また手順書や記録がなく「○○さんに聞かないとわからない」事だらけになっている…。
こうした「属人的」な状態は、内部統制上はリスクと見なされます。
ただ、人は「一任」されるからこそ判断力が磨かれ、自信と責任感ある人材に育つ、という面もあると思います。
組織のあり方を考えさせられた、貴重な経験です。
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【連載】れいコラム No.26 パレスチナとイスラエル #パレスチナ問題
「ハマス」によるテロと、「自衛」と称してガザ地区を蹂躙していくイスラエル。イスラエルは圧倒的な軍事力で、ガザ地区のライフラインを遮断し、難民キャンプ、学校、病院、救急車まで空爆。民間人も、子どももお構いなし…。
かつて大量虐殺を経験した民族が、なぜ他の民族に同じような事ができるのか。どれほどの憎悪を塗り重ねれば、ここまで残酷になれるのか…。日本で育った私には想像を絶するものがあり、茫然としてしまいます。
パレスチナの地には、二千年以上に渡る民族と宗教の因縁があります。第二次世界大戦後、その地に半ば力ずくで、悲願だった国家を築いたイスラエル。しかし、一方的に追い出されたパレスチナの人々の屈辱と憎悪もまた、想像に難くありません。
ハマスは、日本の報道では「イスラム過激派」とか「テロ組織」として紹介されるので、私も、その一面しか知りませんでした。でも調べると、もともとはガザ地区で社会福祉活動を行ってきた団体でした。それが、パレスチナの人々の間でイスラエルへの反発が高まる中、武力をも行使するようになり、また政党としても活動を広げてきました。
今、イスラエルが行っている事は、「報復」や「ハマスの殲滅」を口実にした、無差別殺りくだと思います。そして、「力ずく」での対応は、血と涙が流れるばかりで、決して問題は解決できないのだ…とも思います。もし力ずくで問題が解決するなら、圧倒的な力を持つイスラエル、とっくに解決していると思います。
イスラエルの暴挙を周りの国々が止めなければいけないと思います。でも、世界一の軍事大国・アメリカは、ユダヤ系アメリカ人の政治的影響力を背景に、イスラエルを止められていません。そして日本はそのアメリカの属国も同然…。日本ではそもそも、ガザの悲惨な状況すら十分に報道されていません。
厳しい状況だと思います。
【連載】れいコラム No.9 #PFAS
東京の西側、多摩地域。地下水が豊かで、昔から「多摩の水はおいしい」と地域の人々に飲まれてきました。
ところが 2019年、その水に有害物質「PFAS(ピーファス)」が含まれていた事が判明しました。
昨年の住民による大規模検査(650人参加)では、過半数の方から重大な健康被害のリスクとされる 20ng/mL超のPFASが検出されました。
PFAS とは「有機フッ素化合物」 という人工物質の総称です。熱に強く、水や油をはじく性質を持ち、様々なものに使用されてきました。
しかし近年、ごく少量でも体に入ると発がん性や免疫力低下など、様々な有害性がわかってきました。更に「永遠の化学物質」とも呼ばれ、自然界では分解されない厄介な物質です。
今、世界で急速に規制が進められています。
多摩地域のPFAS汚染の原因と推定されるのが、米軍横田基地です。
基地はこれまで度々PFASを含む泡消火剤の漏出事故を起こしながら、日本側に通知すらしていませんでした。
そして都も、実は2004年頃から水のデータを取り、基地周辺での高濃度汚染を知っていたのに、黙っていました。
2018年、ある外国人ジャーナリストが基地を告発した事で、驚いた住民達が調べる中、実態が明るみに出てきました。
基地側は日本側の立入調査を拒否して、 「基地が原因とは限らない」 と、信じがたい態度を見せています。
そして、この深刻な状況に国が動こうとしないという、更に信じがたい現状があります。
住民達は実態解明と原因追求のため、更なる検査拡大と、検出されたPFASの成分分析を計画しています。
日本全国に作られた米軍基地。基地周辺のPFAS汚染は、実は横田基地だけではありません。
特に基地が集中する沖縄県では、最も広範囲で深刻な被害が出ています。
そしてどのケースでも、米軍は日本側の立入調査を拒否し、情報開示も拒否し、政府は抗議すらしていません。
アメリカと日本の 「本当の関係」 がどんなものか、怒りとともに気づかされます。
「人間が道を歩く時、アリがいないか、いちいち下を見ながら歩いたりしない」
今日本がされている事は、それと大差ないのではないでしょうか。
「水を汚した責任を取れ。」 そんな当たり前の事も言えずに、逆に言いなりに、自国の社会保障や教育、震災復興に使う筈だったお金まで、軍拡に注ぎ込む。
今、よその国より自分の政府が、私は一番怖いです。
自民党・公明党・維新の会・国民民主党が協力して変えたがっている 「憲法」 が、今、最後の歯止めです。
だからこれら以外の政党を支持しないといけないし、自分なりに拡散していかなければいけない、と思います。
『自分の国は自分で守る』?ウソ『真逆』の2023年度予算 #大軍拡 #大増税
2月28日、2023年度の予算案が国会(衆議院)で賛成多数で可決されました。
『自分の国は自分で守る』。
岸田政権が、念仏のように繰り返す、キャッチフレーズです。本当でしょうか。
ウソです。予算を見れば、よくわかります。
『真逆』のお金の使い方です。
今の軍拡は、アメリカの『エゴに巻き込まれて、重い負担を取らされている』だけです。
お金だけでは、済まないと思います。次は命だ、『徴兵制だ』と、絶対なると思います。
国民の痛みが、とことん『他人事』な内閣ですから。
少子高齢化は、完全に『他人事』。
この物価高も、『他人毎』。
農業の危機も、『他人事』。
猛毒の核のゴミを出す原発を、再びガンガンやっていく。
年金、介護、コロナ対策、全部切り捨てていく。
インボイス制度で、税金は搾り取っていく。
今この国の政治は、こんな予算が『賛成多数』で、可決されてしまう状況です。
私たち普通の市民の常識と、ズレすぎています。
政治は、関係ないなんて。
白紙委任が、当たり前なんて。
そんな事ないです。政治は『自分事』です。
3年前、コロナ禍がきっかけとなって、政治の異常さに気づきました。
知れば知るほど、ジッとしていられなくなり、できる事を探してきました。
今は共産党の予定候補として活動してます。
『普通の人たち』で、つながって声を上げて、一緒に政治を変えていきたい。


「増税反対=虫がいい」?忍ばされてくるメッセージに気をつけたい
増税反対 = 虫がいい?
今日、某ニュースサイトでこんな記事を目にしました。
「『痛みを伴わずに守ってもらおうという感覚を持っちゃいけない』増税めぐり持論
1/22(日) の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」出席者の発言だそうです。
見出しを見て一瞬、胸に罪悪感がよぎりました。
それから「ん?」と違和感を感じ。
この感覚がどこから来たのか、見つめてみました。
痛み = 国を守る
増税反対 =虫のいい考え
こんなメッセージが「忍ばされている」ように感じたせいでした。
「男は黙ってサッポロビール」という CM が昔ありましたが、「大人は黙って増税賛成」した方がいいのでしょうか?
でも、それと「白紙委任」は別の話ですよね。増税の「中身」が問題の筈です。
日本の軍事費の現状
今、日本の軍事費は「専守防衛」といいながら世界第 9 位です。
でもこれでは足らないので倍増させて世界第 3 位にする、と政府はしています。
ちなみに、1位はアメリカ。2位は中国。
国土の広さ、人口、経済力… どれを比べても日本とは比較にならない大国です。
にも拘らず、そこまで軍事費が必要だというなら、知りたいですよね。
具体的にどんなリスクがどれだけあるのか。
そのために何をどれだけ増強し、どのように日本を守る戦略なのか。
憲法とは矛盾しないのか。
私たちのために最適に使わせるべく、預けている「税金」と「権限」です。
教育、社会保障などの深刻な諸問題を投げうって優先するからには、それだけの必然性を示すべきですよね。
岸田さんには説明責任があり、私たちには知る責任があります。
でも、テレビや新聞で岸田さんがまともに答えた所を見た方はいない筈です。テレビや新聞どころか国会でも一切、答えていないのですから。
「先制攻撃」と「地上戦」のリアル
政府は、国会が閉じた途端「安保 3 文書」を出してきました。一度も国会で議論せず、与党内でのみ話し合ってきた内容です。果たしてその内容は…
・長距離弾道ミサイル(トマホーク)を始めとした攻撃型兵器の配備計画
・全国各地の自衛隊基地を攻撃に耐えられるよう地下化する計画
・民間軍事産業を実質的に国有化してコントロールする計画
・長期戦に必要な消耗品(弾薬等)の生産体制を強化する計画
etc. …
「反撃」「抑止力」という言葉をちりばめながら、その内容は「先制攻撃」と「日本国内での地上戦」をリアルに想定した計画となっています。
この矛盾について説明は一切ありません。
この「安保 3 文書」 は、端的に言って恐るべき内容だと思います。
決して閣議決定で進めていいような次元ではないです。
そして肝心の財源の話はうやむやです。ただ、ありとあらゆるお金をかき集めてつぎ込むという事は読み取れます。
「大人は黙って白紙委任状」
そんなわけあるか!と言いたいです。
忍ばされてくるメッセージに気をつけたい
私は太平洋戦争を知らない世代ですが、当時マスコミが政府と一体になって国民感情をあおり、戦争に駆り立てていった事は知っています。
「大人は黙って白紙委任状」的なメッセージが、今後あらゆるチャンネルを経由して、私たちの無意識に「忍ばされて」くる事も予想されると、私は思っています。
気をつけたいと思います。「罪悪感」と「違和感」に注意して。
追伸
本記事は、冒頭で引用させて頂いた記事について決めつけるものではありません。個人の感想から出発して一般的に考察しました。
1/11(水) 島町ヤオコー前でのご挨拶 #スーパー前宣伝
島町ヤオコー前でのご挨拶終了。
最初の話題はやはり『新しい戦前』の件です。
皆さんはどう受け止められていますか?と。
今すごい勢いで、政府はミサイルや戦闘機を買っています。主にアメリカ政府から。
問題は、通称『兵器ローン』と呼ばれる後払いの借金で『爆買い』している事です。
安部政権から、毎年、返済額より遥かに沢山買ってきたから、返済残高は右肩上がりです。
今、一体残高総額はいくらなのか?
約 5.6兆円です。
今年度の日本の軍事予算額と同額の兵器ローンができてしまったんです。
安部、スガ、岸田の10年間で。
岸田さんは、更に軍事費にお金を使うと言っていますが、
こんな出鱈目なお金の使い方があるでしょうか?
国を守るも何も、こんな借金漬けにしてしまったら、まともに生きられないのでは?…
今、税金を使うべきは物価高騰対策、賃上げ、子育て支援でしょう?
そんなスピーチをしながら自作のミニチラシやリーフレットをお配りしました。
皆さんよく受け取りくださり、嬉しかった〜です✨

自分の声のテープを流す宣伝カーに初めて乗り込みました。
東大宮地域を流しながら所々で演説。
元旦早朝、家族と猫が寝静まっている隙に吹き込んだテープ、完成して嬉しいです✨
ドライバーの方も宣伝カー流しは今日が初めてだったとのことで初めてコンビで写真を撮りました。

言いなりなってる場合じゃない。肝心な事してよ。

おはようございます。年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。
私は子どもを預けがてら久々に茅ヶ崎の実家に来ています。
近くに生活クラブ生協の店舗があり、昨日母と一緒に買い物に行きました。
すると鶏卵が品切れでした。鳥インフル影響との事。
明日の入荷分も既に予約で埋まりキャンセル待ちとの事。
色々な要因で、ある日急にこうなるものなのだ…と改めて感じました。
今日もスーパーに行けばぎっしり食料品は並び、
街には色とりどりの外食チェーンの看板が輝いていて。
でも、あらゆるものが不気味なほどさり気なく、猛烈に値上げされていて…。
よその国(アメリカ)の言いなりに、軍事費ばかりジャンジャン使って、
肝心な事はやろうとしない、自公政権です。
このままだと、お金の次は当然「兵隊」を出す話をするでしょう。
今の自衛隊ではとても足りないので「徴兵制」で。
でも徴兵制はさすがに世論が許さない。
だからこそ、政府が独断で動けるよう「改憲」したいのでしょう。
立憲民主は寝返ってしまい。国民民主、維新の会などは最初から。
ただでさえ「小選挙区制」のおかげで一人勝ちの自公に、話を合わせてしまって、
野党の意味はあるのでしょうか。
ズタボロの食糧自給率を高める決断こそ。
よその国の言いなりではなく、逆に威嚇するでもなく、「対等につきあう」努力こそ。
当たり前の事ではないでしょうか。
『どこまでも強い者の言いなりになり、負担は全部下の者(国民)に取らせる』
これが自公政治の本質だと、私は思うのです。
今すぐやめろ。その一言しかありません。
みんなが「希望」と「展望」を求めている今。
日本共産党にはそれに応えられる知性と、ノウハウと、心(ハート)があります。
今、日本共産党では志ある若い候補者が全国で立っています。
政治を、そして党自らも改革できるであろう、頼もしいメンバーが沢山います。
数ヶ月前、直感と危機感で候補者に飛び込んだ私ですが、確信は深まっています。
3ヶ月後の統一地方選まで後わずか…。
皆さんの「希望」と「展望」になりたい。
その気持ちをどこまで伝えられるか。広げられるか。
負けたら本当に「日本アウト」の戦いです。
全身全霊で。