【連載】れいコラム No.26 パレスチナとイスラエル #パレスチナ問題

「ハマス」によるテロと、「自衛」と称してガザ地区を蹂躙していくイスラエル。イスラエルは圧倒的な軍事力で、ガザ地区のライフラインを遮断し、難民キャンプ、学校、病院、救急車まで空爆。民間人も、子どももお構いなし…。

かつて大量虐殺を経験した民族が、なぜ他の民族に同じような事ができるのか。どれほどの憎悪を塗り重ねれば、ここまで残酷になれるのか…。日本で育った私には想像を絶するものがあり、茫然としてしまいます。

パレスチナの地には、二千年以上に渡る民族と宗教の因縁があります。第二次世界大戦後、その地に半ば力ずくで、悲願だった国家を築いたイスラエル。しかし、一方的に追い出されたパレスチナの人々の屈辱と憎悪もまた、想像に難くありません。

ハマスは、日本の報道では「イスラム過激派」とか「テロ組織」として紹介されるので、私も、その一面しか知りませんでした。でも調べると、もともとはガザ地区で社会福祉活動を行ってきた団体でした。それが、パレスチナの人々の間でイスラエルへの反発が高まる中、武力をも行使するようになり、また政党としても活動を広げてきました。

今、イスラエルが行っている事は、「報復」や「ハマスの殲滅」を口実にした、無差別殺りくだと思います。そして、「力ずく」での対応は、血と涙が流れるばかりで、決して問題は解決できないのだ…とも思います。もし力ずくで問題が解決するなら、圧倒的な力を持つイスラエル、とっくに解決していると思います。

イスラエルの暴挙を周りの国々が止めなければいけないと思います。でも、世界一の軍事大国・アメリカは、ユダヤ系アメリカ人の政治的影響力を背景に、イスラエルを止められていません。そして日本はそのアメリカの属国も同然…。日本ではそもそも、ガザの悲惨な状況すら十分に報道されていません。
厳しい状況だと思います。

れいコラム No.26 パレスチナとイスラエル(AI自動生成) #パレスチナ問題